悪玉菌に立ち向かえ!ニュウサンキング! (ウエムラ企画)
たった一人で悪玉菌と戦う正義の味方、その名はニュウサンキング・・・
8月も半ばに差し掛かってきて、毎日暑い日が続いていますね。
こういう日には冷たーいアイスや冷たーい清涼飲料水についつい手が伸びてしまいがちです。
でも、冷たいものは取りすぎるとお腹を壊してしまいますよね。
こんなことを言っている僕も冷たいものを食べ過ぎて、ついこの間お腹を壊してしまいました。
その時、僕は思ったのです。
「もっと胃に優しくなろう」と。
というわけで今回は胃や腸に優しいことで有名な乳酸菌を集めて、
僕たちの健やかな生活を守るヒーロー。その名も「ニュウサンキング」を爆誕させようと思います。
とりあえず、乳酸菌を集めるために大手百貨店そごうへと、まず足を運ぶ。
「まってろよ乳酸菌」と意気込むウエムラの図
行動が遅かったため開始時刻にもかかわらず日が傾き始めています。
とりあえず、ここにしかないような特別な乳酸菌が欲しかったので、店員さんに聞くことに・・・
ウエムラ「すいません。」
店員さん「はい!なんでしょうか?」
ウエムラ「この店で一番乳酸菌が含まれている食べ物ってどれですかね?」
店員さん「乳酸菌・・・ですか?」
予想の右斜め下を行く質問を叩きつけられて店員さんも困っているようだった。
そりゃそうだ。
「多分こちらの商品になります。」と店員さんが導いた先にあったものは・・・
そう。ご覧のとおり。
ヤクルトであった。
わざわざ百貨店に来たのに・・・
でも、ヤクルトにはものすごく大量の乳酸菌が潜んでいました。
一本あたり150億・・・・150億!?
一つ目から億単位をブチ抜いてきました。
さすがヤクルト・・・
一発目から度肝を抜かれたところで、次の店を探す。
というわけで薬局です。
薬物で乳酸菌を大量摂取しようという魂胆です。
そこで、ひとつの薬との運命の出会い。
「生きたまま届く乳酸菌オリゴ糖」
これはすばらしい。乳酸菌はどれぐらい入っているのだろうか・・・
ひと袋あたり32億。
あれ?ヤクルトよりも少ない。
なんかがっかりだよ。薬のくせに。
次の乳酸菌を求めて街をさまようこと5分。
おや?
あの文字はまさか・・・
「乳酸菌入り団子か・・・なんでこういうのが大手百貨店に売ってないかな・・・」とぼやくウエムラの図。
とりあえず珍しいものなので買いですね。
こういうスタンスで「ニュウサンキング」のパーツをかき集める・・・
そして、集まった乳酸菌たちがこれだ!
・ヤクルト
・ブルガリア飲むヨーグルト
・乳酸菌入り団子
・生きたまま届く乳酸菌オリゴ糖
・ヨーグルト
以上5種。
ゲルかゾルしかねぇ!
というわけでニュウサンキング製作開始です。
step0 下準備
粉末は調理がしづらいので「生きたまま届く乳酸菌オリゴ糖」をゼリー化させます。
寒天を入れて。
水を入れて。
「生きたまま届く乳酸菌オリゴ糖(20袋)」を入れて、煮込みます。
ある程度、混ざってきたら、火を止め、粗熱をとり、型に流し込みます。
そして、冷えて固まったものがこちらになります。
続きまして、「ブルガリア飲むヨーグルト」の調理法です。
まず製氷機に入れ。
冷凍庫に入れます。
出来上がったものがこちらになります。
続きましてヤクルトの加工方法です。
冷凍庫に入れます。
以上です。
材料の準備が出来たところで、いよいよニュウサンキングを成形していきます。
step1 凍ったブルガリア飲むヨーグルトを皿に盛る。
製氷機から取り出して・・・
お皿に盛ります。
step2 ヨーグルトをかけ、顔の形に整える。
簡単ですね。
step3 凍らせたヤクルトで個性を付ける。
鼻と、
王様らしいヒゲをあしらいます。
step4 団子で目をつける。
えい。
やあ。
随分と人らしくなりましたね。
さて、次は最後のstepですよ。
step5 王冠を作る。
ゼリー状にした、「生きたまま届く乳酸菌オリゴ糖」を王冠の形に切り取ります。
そしてこれを、先ほど作った顔の上に持ってくると・・・
・・・・・・!!
この、のっぺりとしているが堂々とした顔立ち。
降り積もった雪のように真っ白な肌。
はい。「ニュウサンキング」の完成です。
紹介しよう!
ニュウサンキングとは、悪い病原微生物から人々のお腹を守ってくれる正義の味方だ!
ニュウサンキング
身長・・・不明
体重・・・不明
総乳酸菌力・・・935億
・乳酸菌320億の王冠・・・ニュウサンキングがキングであることを象徴している部分。
特有のブヨブヨとした表面で悪玉菌をくっつけ、死滅させるぞ!
・乳酸菌45億の瞳 ・・・ニュウサンキングの優しさを物語るかのようなあたたかな瞳。
だが腸内に入ってきた悪玉菌を見つけて、死滅させるぞ!
・乳酸菌195億のお肌・・・ニュウサンキングの美しさを体現する真っ白なお肌。
その真っ白なお肌に悪玉菌をくっつけ、死滅させるぞ!
・乳酸菌75億の鼻 ・・・ニュウサンキングの索敵能力を支えている鼻。
悪玉菌を鋭い嗅覚で察知し、死滅させるぞ!
・乳酸菌150億のひげ・・・ニュウサンキングのひげ。
死滅させるぞ!
それでは、ニュウサンキングに腸内環境を正常にしてもらいましょう。
まずはお顔を一口。
これは・・・ヨーグルトの風味が入ってきたかと思うと、
固形のヨーグルトが口の中に充足感と冷たさをもたらしてくれる。
つまり、食べにくいけど美味しい。ってことです。
続いて王冠の部分をいただきます。
これは、実に神学談義な味。
水で薄めに薄めたヨーグレットにレモンをものすごく絞りましたみたいな味。
ニュウサンキング。まずいよここ。
こういう感じで食べ進めていきます。
ここまで食べて気がついたことなんですが。
ニュウサンキング冷たい。
とっても冷たい。
一口ごとに絶対にこうなります。
知覚過敏の人にはニュウサンキングはおすすめしません。
確実に苦行です。
「これも腸内環境正常化のため」と念じながら食するウエムラの図。
もう、苦しい・・・
でも、あと少し・・・
ごちそうさまでした!
※後日談
次の日、お腹を壊しました。