芸能人で言えば・・・

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好きな異性のタイプとか、付き合ってる人の話しとかをするときによく「芸能人で言うと誰?」ってなると思うんですけど、もういい加減やめにしませんか。それ。

まぁ確かに大勢の人が共通認識を持ってて顔のイメージを浮かべられる存在として芸能人を用いるのは分かりますよ。えぇ。でももうやめましょう。

まず第一に、芸能人自体の数は多いかもしれませんが、話す二人が互いに顔も名前も認識しててパッと引き出してこれる芸能人となるとその数もだいぶ限られてくるんですよ。意外とみんなあんまり芸能人を知らないんですよね。だから芸能人で喩えようとしてもなかなかピタッとくることってないと思うんですよ。

第二に、「芸能人で言うと○○」って言うのってなんか浅ましいじゃないですか。あまりにも俗世間的っていうか、ミーハーっぽいっていうか。普段は芸能人の話なんかしないのにこういうときだけ使うのも悔しいですよね。

あと最後、これがけっこう大事なんですけど、「芸能人の○○に似てる」って言っちゃうとなんだかその人のアイデンティティーがなくなる気がしません?芸能人は芸能人としてアイデンティティーを確立してるんだから、その確立したアイデンティティーの型に押し込めちゃうと、その型からはみ出した部分はそぎ落とされて、その型に満たない部分はスカスカのままで、その人をただ芸能人を卑小化しただけの存在に貶めちゃってる気がしません?そんなの嫌ですよね。

もうこれからはやめましょう。「君可愛いね、芸能人の××みたい」とか「お前の彼女芸能人の△□に似てるな」だとかも。今後一切やめにしましょう。いいですね。

 

とまぁやめようと言って代わりの案も出さないのもずるいので、新しく提案します。

これからは『芸能人』の代わりに、「『ポケモン』で言うと誰?」って聞くようにしましょう。うん。あ、でも金銀までです。僕がそれ以降はやってないんで。ほら、多すぎても面倒ですしね。

まだピンと来てない人も多いかもしれませんが、実はポケモンで喩えるとさっき挙げたデメリットはほぼ解消されるんですよ。

まず、ポケモンっていったらまぁ国民のほぼ全員はやってるでしょう。だから共通認識のイメージが、赤青まででも151種類ある。金銀まで含めたら251種類ですよ。これはほどよく多い。一方、話す二人が互いに顔も名前も知ってる芸能人の数なんてたかが知れてますよね。しかも芸能人(特に女性)は基本的に美形の人が多くて、一般人に適用できる数となるとグンと減りますし、どの人も根本的には顔のタイプが似通ってることが多いんですよ。それに比べてポケモンだと、いくぶん顔のタイプもバランスよく分散してますよね。

次に、「ポケモンで言うと○○」って言ってても全然浅ましさは感じられないですよね。むしろほんわかする。ミーハーな感じもないでしょう。

そして最後に、芸能人だと同じ人間であるためどうしても喩えたときに相手のアイデンティティーを損なっちゃいますが、ポケモンは人間とは別個の存在ですので、そんなことは起きません。むしろ一つの分かりやすくデフォルメされた具象を与えることでその人のアイデンティティーを助長することもあるでしょう。

 

はい、というわけでもうこれからは身の周りの人を『芸能人』で喩えるのはやめて、『ポケモン』で喩えるようにしましょう。

「君ってポケモンのスリーパーに似てるよね」とか「お前の彼女、ネイティに似てると思ってたけど、彼女の姉ちゃんネイティオそっくりじゃんか!」とか。

いいですね。

これでいきましょう。

 

ちなみに僕の好きな異性のタイプはポケモンで言うと『シャワーズ』ですね。あ、でも『オオタチ』もいいな~!いや、やっぱり『ハクリュー』も捨てがたい・・・

 

 

う~ん・・・

 

 

 

 

 

 

 

あー!ポケモン可愛いー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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