神保悟志のレアチーズケーキを求めて

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神保悟志のレアチーズケーキを求めて (kubomi)


神保悟志は「豆腐+ブルーベリージャムはレアチーズケーキの味だ」と言った。

これは果たして本当なのだろうか。


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先日、フジテレビの「爆笑 大日本アカン警察」の企画「アカン飯」で、俳優の神保悟志が「豆腐にブルーベリージャムを乗せるとレアチーズケーキになる」というものを紹介していた。ちなみに同企画はいわゆる「芸能人の”アカン”食生活」を見るという趣向で、栗原類が刺身に生クリームを乗せて食べたりする、そういうコーナーである。

この「豆腐+ブルーベリージャム」、一度100円ローソンで購入した二品で試してみたのだが、ただただ甘い豆腐という感じで、レアチーズケーキはおろかスイーツにさえ程遠かった。

そして食べながらこう思った。「神保悟志はこんな安物を食べるはずがない」と。そこで、神保悟志クラスの豆腐とブルーベリージャムでリベンジすることにしたのである。

 

 

1. 材料を求めて三条へ

 

あいにく私はカメラを持っていなかったので、モッケイエンタテイメントライターのナルヒラ君に同行してもらい京都は三条へ向かう。

まずは「明治屋」でブルーベリージャムを購入。

 

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値段は1,785円。学生が手を出すには気が引ける値段だが、ここでケチっては 何もものにならない。ジャムに1,785円出すという未曾有の体験に躊躇しながら、ソーシャルゲームに課金するよりよっぽど有意義などと自分に言い聞かせ、二人の野口をレジに叩きつける。

 

続いて豆腐であるが、これは京都高島屋によい豆腐があるというので、高島屋へ。

 

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高島屋の地下に広がる、食欲へのいざない。その値段、品質、どれをとっても「ジブンへのご褒美」級で、頭がOLになりそうだった。その奥は惣菜コーナーにある「久在屋」の豆腐を探す。

この「久在屋」さん、京ブランドの認定を受けているほどの由緒正しい豆腐のメーカーだそうだ。その中の「青竹寄せ豆腐」を購入。一つ630円。

 

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これで準備は整った。ブルーベリージャムと豆腐で合計2,415円。本当のレアチーズケーキをホールサイズで購入できるくらいの金額だが、まあいい。この投資で、俺の舌は神保悟志になる。

ちなみに、高いものを使わないとレアチーズケーキにならないだろうというのは、ネタではなく根拠があった。豆腐とジャムでレアチーズケーキに近づけようとすると、チーズのコク、そしてレモンやヨーグルトの酸味を再現する必要がある。安い豆腐では大豆の濃厚な味はないし、安いジャムにはフルーツのフレッシュな酸っぱさがない。これだけ値の張るものを組み合わせれば、レアチーズケーキになってくれるはず、そういう確信があった。

 

 

2. 食べる

 

実際に食べるために鴨川へ出る。まずは寄せ豆腐だけをいただく。

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唇が割れていてうまく笑えてないが、これは旨い。本当に豆乳で作ったホイップクリームのような味である。これは期待できると、ジャムを乗せていただく。

 

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 ……?

美味しい!たしかに美味しいが、なんというか「そういうムース」という風な感じである。レアチーズケーキではない。何度食べても「そういう美味しいムース」でしかない。しかしこれはいける。コンビニのスイーツなんかにあってもおかしくない。レアチーズケーキでは決してないけど。神保悟志は本当にこれをレアチーズケーキだと思ったのだろうか?うーん……

 

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半分くらい食べたところで、「重い……」と感じ始めた。豆腐だけで400gくらいある。それに大豆本来の甘みとジャムのハーモニーで血糖値がグングン上がっていくのが分かる。醤油で食べたい。遠くのほうで談笑してるカップルたちは、だし醤油とか持ってないかな?持ってないよな。持っててもくれないよな。生産者の皆様すいません。そんなことを思いながら完食。

 

 

 

 

 

 

 

3. 結論

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↑レアチーズケーキ童貞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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