ゲシュタルト崩壊の向こう側を迎えよう

image

検証!白と黒、涼しいのはどっち!? (ヒョウドウ)


白い色は日光を反射するため涼しく、黒い色は吸収するため暑くなると言われます。

本当にそうなのか、身を以て実験しました。


 

 

 

 

 

おはよう、こんにちは、こんばんわ

総じておはこんばんちわ、ヒョウドウです。

 

 

ある日僕は昔のことを思い出していました。

 

中学の頃、僕の通っていた学校では

200字漢字帳を毎日1ページずつ書いていく。

という宿題がありました。

 

今思えば、効率なんかあったもんじゃないなと思いますが、

 

その時の僕はまだ勉強の仕方も知らないペーペーだったので(今も知ってるとは言い切れませんが・・・)

ただ黙々と200字帳を書いていました。

 

 

そうして漢字を書いているときある現象が僕の頭の中で起こりました。

あれ?

 

 

あれあれ?

 

 

「この漢字ってこんな形やったっけ?」

 

 

 

この現象はゲシュタルト崩壊

というもので

 

文字を長時間凝視し続けたり、大量に書き続けたりすることにより

文字の構成部分が切り離されてバラバラに見えてしまうため

一時的にその文字が何なのかわからなくなってしまう。というものらしい。

 

でも僕は思いました。

 

長時間と言っても漢字帳200字1ページを書く時間なんて

たかだか20分ぐらいであるし、200字全部同じ文字を書いているわけではない。

 

だとするともっと長い時間、同じ文字を書き続ければ。

一時的なゲシュタルト崩壊など通り越して文字の忘却をしてしまうのではないだろうか。

 

そんな他愛もない仮説を立ててしまったので、

立ててしまった以上実際に実証してみようと思います。

 

実証方法は至ってシンプル

①まず受験期のひたむきな精神を呼び戻す(これが一番しんどい)

②200字帳を用意する。

③三時間同じ文字をノンストップで書き続ける。

 

です!

 

 

ただありふれた文字を書き続けるだけではつまらないので

今回はこの文字をゲシュタルト崩壊の向こう側に連れて行ってあげようと思います。

 

 

「兵頭 功基」

 

 

そう、僕の氏名です。

 

20年以上連れ添ってきた僕の名前ですが、

たまには頭の中から忘れ去ってしまいたいものです。

 

 

 

それでは実証スタート!!

 

 

 

 

 

・・・とその前に、

 

受験期のひたむきさを呼び戻すため、

 

 

 

はちまきと

 

 

 

メガネ(ビン底)を装着。

 

 

 

スタート!!

 

 

 

どんどん文字を書き続けていきます。

 

 

 

10分後

 

 

 

1ページ目完成~

 

記念写真みたいになってしまいましたが

残念ながらこのノートに価値はほぼ皆無です。

 

写真撮ってる暇があったらはやくゲシュタルト崩壊させなきゃいけないので

さっさとまた書き始めます。

 

 

 

はたからみるとこの上なくやる気に満ちて勉強しているようにも見えますが

 

ただ自分の名前を書いているだけです。

 

現に近くを通った女子大生達が僕のノートをチラ見して

爆笑したりドン引きしたりしていってました。

 

とりあえず二度見はされるので

書いているこちらとしても、ものすごく恥ずかしいです。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

時間は流れ、

 

 

 

1時間45分経過

 

ただ今、ノートは12ページに突入。

だんだんとペースが落ちてきました。

 

と同時に文字が入れ替わったり、1マスに2文字書いてしまう。

といったような現象が、起きてきました。

 

 

 

 
 

「よ、よし。こ、これがゲシュタルト崩壊。…しんどい。」

 

2時間も同じ文字を書き続けてたらそりゃ疲れも溜まります。

 

気合を入れなおし、あと一時間ぶっ飛ばします。

 

 

 

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

 

 

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

 

 

 

ぬぬ!?

 

 

 

ノォ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ン

 

 

 

ヒョウドウより先にシャーペンの芯が力尽きました。

 

気を取り直して

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

疲労がたまってきたので

ひたすら汚い文字のページを作ったり

ひたすら筆圧の濃い丁寧な字のページをつくったりして気分を変えてみます。

 

 

 
 

・・・

 

 

効果なし。

 

「もうやだよー。なんで3時間も自分の名前書き続けなくっちゃいけないんだよ。うわーん。」

 

どうやらゲシュタルトより先に精神が崩壊してしまいました。

 

ペースが落ちに落ちましたが、16ページ書き終えたところで、

終了~。

 

 

 

ぐへー、つかれたー。

 

実証結果

 

今回ヒョウドウが書き上げた名前の数々はこちら、

 

 

裏もあるから、この倍。

つまりは、

 

 
 

↑こういうこと。

 

ゲシュタルト崩壊は起こりはしたが、そのあと精神崩壊が来て疲労も予想以上に溜まる。

 

疲労が溜まることはヒョウドウの表情の変化とページ数の落ち具合からわかると思います。

 

同じ文字を長時間書き続けることと、その行為の無駄さとでゲシュタルト崩壊を通りこさせ、

精神的なダメージを与えます。

 

だがしかし自分の名前を忘却するというところまではさすがにいかず、

むしろ長時間名前を書き続けたことで、より体に名前が染みつきました。

 

つまるところ自分の名前は大事にしなさいっていうことですかね。

 

はい。お父さんお母さんありがとう!

 

「最近自分と自分の名前との間に距離を感じる。」

と思う方は一度試してみては?

 

以上ヒョウドウでした!!


カテゴリー: ヒョウドウの記事   パーマリンク