『小説のタイトルと書き出しだけで興味をそそろう!』

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『小説のタイトルと書き出しだけで興味をそそろう!』 (日曜プログラム)


今回の日曜プログラムは、

 『小説のタイトルと書き出しだけで興味をそそろう!』 

です!


 

今回の日曜プログラム参加者

ナルヒラ
ナルヒラ
ナカガワ
ナカガワ
ニシカゲ
ニシカゲ
 
 
 
 
 
 
 
 
 

小説が大好きな我々モッタメスタッフ。

 

自作の小説を書いてみたいと思ったことはあるけれど、何百ページもの文章を書くのはやっぱり疲れる…

というわけで、今回は続きが気になる小説のタイトルと書き出しの部分だけを書いてみたいと思います。

 

 

 

ナルヒラ

「ヤンキー卓球部」

 

卓球なんて地味な奴がするもの、俺は少年院に入るまではそう考えていた…

 

 

 

 

 

 

 

ニシカゲ

「扇風機」

 

天気予報の通り、夕方から雨が降り始めた。会社を出て五分ほどたつと本降りになり、しだいに風も吹いてきようだ。折り畳み傘を持ってきてよかったと最初は思っていたが、横殴りの雨の前では傘はほとんど意味がなかった。どこかで雨宿りでもしたいところだったがそれだと電車を逃してしまう。駅に着くころにはだいぶ雨も弱くなったが私のスーツはずぶぬれになっていた。駅に着くと電光掲示板が電車がこの雨のため遅れることを伝えていた。そんなに急ぐ必要もなかったなと少し落胆しながら、自販機でコーヒーを買ってベンチに腰を下ろす。そうしていると不意に後ろから男の声がした。

 

「おい、扇風機じゃないか」

 

私は突然の声にコーヒーをこぼしてしまいそうになった。振り返ってみると見覚えのある大柄の男が立っていた。男は続けていう。

 

「やっぱり扇風機か。久しぶりだな」

 

扇風機とは私の昔のあだ名である。このあだ名をいう奴は1人しかいない。

 

「斎藤か」

 

 

 

 

 

 

 

ナカガワ

「先生が教えてくれたこと」

あたしが高校3年生だった時の担任の先生は、本当に最高の先生だった。

先生はとても気の荒い性格で、不機嫌なときは学校の窓ガラスを数十枚は叩き割るし、急に何の非もない生徒の腕に吸っていたタバコの火を押し当てたりもする。先生のせいで学校を辞めた生徒も十数人くらいはいる。最後までちゃんと通ったあたしだって、先生のミスのせいで大学受験に失敗した。

 

それでも先生は、最高の先生だった―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終了!

 

続きが気になる小説はあったでしょうか?

あったとしても誰一人続きは考えていないので、ご自分で好きなようにストーリーを考えて楽しんでください。

 

それではまた来週!


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