『最も労力を要した記事について語ろう!』

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『最も労力を要した』 (日曜プログラム)


今回の日曜プログラムは、

『最も労力を要した記事について語ろう!』 

です!


 

 

今回の日曜プログラム参加者

ナルヒラ
ナルヒラ
ナカガワ
ナカガワ
ニシカゲ
ニシカゲ
マツバラ
マツバラ
ウエムラ
ウエムラ
        
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

我々モッタメライターは日々、様々なことに挑戦し、記事を書いているのですが、我々が書いた記事の中にはとてつもない労力がかけられている記事も存在しています。

 

その労力というのは「時間」であったり「肉体的苦痛」であったり「精神的苦痛」であったり「お金」であったりと多岐に渡ります。

 

今回はそういった記事についての感想などを各ライターに述べてもらおうと思います。

 

 

 

ナルヒラが最も労力を要した記事…

新手の拷問だった。

 

「の」のチェック、チェックし損ねた「の」確認、カウント、ジャンル分けなどにトータルで16時間以上を費やした上に、記事内に動画やフォトギャラリー、Excelを使ったグラフを挿入するなどの最新技術の無駄遣いに時間を要したのも艱苦を増長させる要因となった。

 

また、私事ではあるが、この記事の撮影と執筆を行っている時期は私が通っている大学にてすこぶる重要なプレゼンの発表の準備を行わなくてはならない時期と完全に一致していたため、肉体的にも精神的にも限界を迎えており、誇大表現を一切抜きにして死にかけた。事実、この記事完成とそのプレゼンが終わった後には過労により38℃の熱とヘルペスを患った。

 

忙しいことが分かっている時期に無益な努力はしないという基本的で緻密な判断ができなかったのが敗因。

記事完成まで25時間を要した「facebook上に存在するどうしようもないつぶやき4パターン」、見ず知らずの人に声をかけ続けた「突撃!修学旅行生の実態調査!!」も迷ったがどれかを選べと言われるならば、体調を崩したという実績も加味して「新聞中の『の』を数える」を選ぶ。

 

今後は札束を積まれても「の」は数えない。

 

 

 

 

 

ニシカゲが最も労力を要した記事…

まず大変だったのは調味料の値段。思いのほか高くついたため、煎餅等をすり潰して調味料の数を荒稼ぎすることにしたのだがこの選択がとんだ失態だった。すり潰す作業はある程度のサイズまで砕くのは楽なのだが、粉末状にするのが難しく時間がかかった。特に飴類はトンカチで猛打するだけでは割れなかったので最終的にコンクリートに叩きつけて粉砕するなどの労力がかかった。結果的にある程度食べられる味にはなったが別段美味しいというわけではないため、百味唐辛子はいまだに冷蔵庫に眠っていて正直持て余している。

 

 

 

 

 

マツバラが最も労力を要した記事…

今までの記事の中で唯一取材のために外出したのだが、一言でいうならば私は東京をナメていた。
「東京は狭いからちょっとの距離なら携帯で地図を見れば歩いて行けるだろう」
「東京は交通機関が網羅されてるから、移動には苦労しないだろう」
そんな甘い考えが私を疲労の地獄へと陥れたのである。
私は各神社への道のり、最寄駅までの所要時間等、事前の調査を全くしないで取材をした。
結果、8時間の総取材時間のうち、6時間以上を移動時間に使うことになってしまったのである。
駅から神社への道を間違え神社とは逆の方向に歩いていることを歩き始めて30分後に気づいたり、
気付いたら電車で降りる駅を通過してしまったりと、大幅にタイムロスした。全くの徒労である。

 

が、私をそれ以上に疲れさせたのが、その6時間以上の移動時間ずっと立ちっぱなしであったことである。
かねてより疑問であったのだが、東京にはJR、私鉄、地下鉄と鉄道路線が網羅されていながら
そのどれにいつ乗っても人が満席近くまで乗っているのは何故なのか。
取材を行ったのは平日の真昼間であったにも関わらず、車内ではサラリーマン風の青年や制服を着た
女子が堂々と眠りこけている。
どういうことだ。私の田舎では昼間の電車など病院通いの老人しかいなかったぞ。
一体なんなんだお前らは。仕事しろよ。学校行けよ。

 

 

 

 

 

ウエムラが最も労力を要した記事…

人前にコスプレをして出現するというのはそれだけで相当な精神的ダメージ負うということがよく分かりました。撮影をしている間に周囲から「…どういうこと?」とか「お母さん、あれ人やー」などという声が聞こえてきて、周囲が感じている不信感がマスクを通して伝わってきたのも辛かったです。また、撮影に帯同していたナルヒラにはその空気がマスクを通さずにダイレクトに伝わってきたそうなので、自分の企画が他人に不利益を与えてしまったことへの罪悪感も相まって、この記事の完成には相当な労力がかかりました。
余談ではありますが、この撮影を行った牧場は街中から大きく離れた標高の高い山に位置していたため、この牧場に来るためには一日の便数が少ないバスに乗ってくるしか方法が無かったのですが、撮影に没頭するあまり、なんとバスの最終便を逃してしまったのです。本当の意味で死を覚悟したのは久しぶりだったので、そういったスリルも含めてこの記事を完成までに最も労力がかかった記事に選択しました。

 

 

 

 

 

ナカガワが最も労力を要した記事…

集めて食べた米が虫によってカビを生やされた米だった。ということに何よりもダメージを受けた。10時間という時間をかけてただひたすら米を集め、それを食すが、それが体に害を及ぼすもの以外の何物でもない、という一連の流れは、「囚人たちに穴を掘らせ、その穴をふさがせる」という例のアレにも増して精神を破壊する威力のあるものではないだろうか。

 

このセルフ虐待とも言えるであろう記事は文字通り後味の悪い作品となった。

 

 

思い出すだけで疲れたので、今回の日曜プログラムはこれにて終了です。

 

それではまた来週。


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