あぶらとり紙で肉のあぶらを取ってみる

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 あぶらとり紙で肉のあぶらを取ってみる (ナルヒラ)


こんにちは、ナルヒラです!

 今回は、京都の名産品「あぶらとり紙」がどのくらいの脂を吸収するのか実験してみたいと思います。


 

 

 

あぶらとり紙(あぶらとりがみ)…

 顔の皮脂などをとるために用いる化粧用の和紙。金箔の製造にあたって、素材となる金を叩き広げる際、金をはさむために用いられてきた専用の和紙、箔打紙を転用したものである。

 

 

夏がもうすぐそこまでやってきており、汗を大量にかく時期になってきました。

 

顔からは皮脂がたっぷりと出てくるし、汗で化粧が崩れてしまう…そんな悩みを抱える女性が数多く存在していることでしょう。

 

そんな時にあぶらとり紙があれば心配無し…と言いたいところですが、

 

いかんせん、あぶらとり紙が吸収できる脂の量は限られています。

 

つまり、皮脂があぶらとり紙のキャパシティを超えてしまえば、あとは指をくわえて化粧の崩壊を待つのみ。

 

そのような事態に陥らないための今回は

 

 

 

鮭の切り身

 

 

 

鶏のささみ

 

 

 

 

豚バラ肉

以上の3つの肉の脂を何枚のあぶらとり紙で吸収できるかを調べます。

 

あぶらとり紙を調達するために観光地である「伏見稲荷大社」にやってきました。

 

 

 

台風4号による爆風が吹き荒れる中、あぶらとり紙を売っていそうなお店を探します。

 

それにしても、台風中にこの数の観光客がいるのは驚き。

 

そして、お土産屋さんにて念願のあぶらとり紙を購入。

 

撮影の許可をもらい、店内で写真撮影をしてもらいました。

 

 

お店の女性「このあぶらとり紙はね、皮脂や顔の汚れを吸い取ってくれるし、化粧直しやメガネ拭きにも使えるんですよ。」

 

ナルヒラ「すごいですね。豚バラ肉の脂も取れますか?

 

お店の女性「えっ!?」

 

ナルヒラ「豚バラ肉の脂も取れますか?」

 

お店の女性「…(苦笑)」

 

 

記事の趣旨を説明すると…

 

 

お店の女性「そうだったんですか。私は試したことはないので分からないですね(笑)」

 

至極最もな意見をもらいました。

 

 

何にせよ、そこそこ混んでいた店内で写真撮影と豚バラ肉についての質問をするという

 

河原町のオシャレなカフェの前に吐き捨てられたリーマンのゲロくらい空気の読めないことをしてしまい、申し訳ありませんでした。

 

一層強くなった爆風を切り裂きながら家に帰ります。

 
 

これがあぶらとり紙です。上品なデザインなのでこれを生肉にこすり付けるのは罪悪感があります。

 

1セット40枚を5セット購入しました。

 

食肉の脂を取る目的での使用してもいいのかが気になります。

試しに顔を拭いてみます、果たしてどのくらいの脂が取れるのか…

 

ゴシゴシ…

 

!?

 

どのくらいの量の脂が取れたのかはこの油田を発見しちゃった人並に驚いている顔を見て察してください。

 

あぶらとり紙恐るべし。

あぶらとり紙のすごさを確認したところで早速実験開始です!

 

 

1品目は鮭の切り身です。

 

「脂がのっておいしい」という挑発的な文章。そのおいしい脂とやら、吸い尽くしてくれるわ。

 

100gに統一して実験を行います。

 

切り身に紙を当てた瞬間に脂を吸い取っていく感覚がよく分かります。

 

この紙が…

 

このくらい透明になるまで脂を吸い取れば次の紙を使用することにします。

 

脂を吸い続けます。あぶらとり紙で鮭の脂を取ったことのある方ならご存知かとは思いますが、

 

素手で1時間近く鮭を触り続けているとリアルタイムで鮭が臭くなっていくという

 

他では得ることができないし得る必要もない経験を楽しむことが可能です。

 

脂を吸い取り続けること1時間20分…

 

紙を鮭の表面に当てた際に、何かしらの液体を吸い取ってはいますが

 

表面を手で触ってもぬるぬるせず、照りが無くなってきたので

 

この液体は鮭に残っている水分である、と判断し実験を終了することにします。

 

結局、何枚のあぶらとり紙を使ったのかというと…

 

25枚です。

 

思ったより枚数は少なかったので、1枚である程度の量の脂を吸い取っていることがよく分かります。

 

魚油をたっぷり吸い取ったあぶらとり紙の魚屋の床のような不快な生臭さが記事を通して読み手に伝わらないのが幸いです。

 

次は鶏のささみです。

 

ヘルシーさが売りのささみ。

 

やはり、取れる脂の量はすくないのか…実験開始です。

 

1回目はたっぷりと脂を吸い取りました。

 

1時間後…

 

先ほどと同じく水分のみになってきたのでここで終了です。

 

途中で1セット目のあぶらとり紙が無くなったので絵柄付きの2セット目を使っています。

 

段々分かってきたことは油分が無くなってくると表面がささくれ立ってくるということです。

 

ここら辺を判断材料に生かしていきたいと思います。

 

そして、何枚のあぶらとり紙を使ったのかというと…

 

14枚です。

 

鮭と大差が着きました。 やっぱりヘルシーですね。

 

次は豚バラ肉です。

 

ギトギトした見た目が強敵の風格を漂わせます。 ひるむことなく実験開始。

 

やはり、1枚目はしっかりと脂を吸収しました。

 

1時間経過…

 

顔が疲れているように見えるのは実際に疲れているからです。

 

1時間30分後…

 

脂が出てこなくなったので終了です。

 

使ったあぶらとり紙は…

 

20枚です。

 

意外なことに最も油分を吸い取られた食肉は鮭でした。

 

 

以上で全ての実験終了なので脂を抜き取られ、ヘルシーになった肉を食べます。

 

塩コショウで味付けした

 

鮭の切り身…

 

鶏のささみ…

 

豚バラ肉をいただきます。

 

豚バラ肉はまだ内部に脂がたくさん残っていた模様。

 
 

うまい!

 

ヘルシーだし味も悪くない。

 

 

 

 

結論…あぶらとり紙で脂を取った肉はうまい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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ナルヒラ

ピエロと墓荒らしにご挨拶



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